导演:森谷 公俊
ギリシア北方の山岳地帯で山羊の放牧を営んでいたマケドニア人が王国を建設したのが前7世紀半ば。前4世紀にギリシアを征服したフィリッポス2世の後を継いだアレクサンドロス大王は、前334年に東方遠征に出発し、ペルシア帝国を征服。たった10年で地中海からインダス川にいたる大帝国を築き上げた秘密と、ローマ帝国の皇帝崇拝など後の歴史に大王が与えた影響力を解明する。 講談社創業100周年記念企画として刊行された全集「興亡の世界史」が、いよいよ学術文庫化。まず第一期として、5冊を5ヵ月連続で刊行する。本書はその第一冊目。 前334年、ギリシアから東方遠征に出発し、たった10年で現在のトルコ、シリア、イラク、イランを経てインダス川西岸のパキスタン、アフガニスタンに至る大帝国を築いたアレクサンドロス。エジプトではファラオとして振る舞い、古都バビロンにもメソポタミアの伝統...(展开全部)